先日、京都府亀岡市にある関西盲導犬協会が、初めてのプレスリリースを発行されるということで、そのサポートを行いました。社会的に意義のある活動をされていて、新しい犬舎の竣工式というイベントも重なったので、マスコミ向けプレスリリースの作成を提案して、お手伝いを行いました。初リリースで無事、「マスコミに正確な記事を書いてもらうこと」は成功したのですが、その他にも効果があったそうです。
担当の方からは、「過去、取材を受けたこともありましたが、必ずしも意図通りに伝わるとは限りませんでした。今回、初めてのリリース作成で、伝えたい内容をまとめたことで、回りの人を含めて、常に同じメッセージ発信をすることができたことが良かったです。Q&A作成もとても役立ちました。」と言われました。
非営利団体の場合も、企業と同様、リリース発信には組織内の意見をまとめることが必要ですが、その作業がなかなか難しいそうなのです。事業内容の数値化が難しいことも一因かもしれません。 でも、ニュースを聞く人は、「一言で簡単に」どういう内容かを知りたいですよね。
今回、リリースをきっかけに、議論が深まり、Q&Aができたことの意義が大きかったそうです。
今まで、プレスリリースとは、情報発信の一つのツールとしてとらえてきましたが、非営利団体やその組織運営に目を向けると、さまざまな効果があるということも知りました。