■ESG投資が脚光を浴びる時代に

5年前、私が企業のCSR部で働いていた時に、日本で「ESG投資」がメジャーになると予想したら、大方の人が反対の意見を言ったと思います。当時は、欧米の年金基金などの機関投資家からは、ESG投資やその格付けに関連する質問を受けていましたが、日本の投資家からはほとんど無い、という状態でした。

それが、最近日本にやっと変化が訪れたのです。ESG投資は欧米のもの、そしてメインストリームではないと言われてきたのが、いよいよ財務情報とともに、非財務情報の開示が重要と言われるようになりました。CSR業界の人間にとっては、嬉しい変化ですが、まだまだ一般には知られていないようです。

 米国の非営利ネットワークに、BSR(Business for Social Responsibility) という団体があり、多くのグローバルな会員企業とともに、企業活動におけるサステナビリティを実践しています。現在、私はその団体の日本語ニュースレターの作成や編集などを行っていますが、そのBSRの記事を以下に掲載しますので、ご興味があれば、ぜひご一読ください。日本国内にはあまりない視点で、書かれているので、CSR関係者には参考になることが多いと思います。

 

BSRセミナー「ESG投資の最新動向」

日本におけるESGと社会的責任投資の新時代